WORLDILLIA

ポルノグラフィティ( 色情塗鴉 ) WORLDILLIA歌詞
1.Club Underworld

作詞:新籐晴一
作曲:Tama
編曲:ak.homma,ポルノグラフィティ

V·I·P PARADISE 「CLUB UNDERWORLD」
秘密のMANHOLE
街のどこかで貓がサカれば開店

當店 NO CHARGE 微笑むNORMA JEAN
慾望全部滿たしてあげよう
私どもにおまかせあれ

地上では隱してる 凶暴かつ粘ついた
君の綺麗じゃないもの 解放してよ

ようこそ「CLUB UNDERWORLD」
現實のパノラマ
いちから自分のこと
曬し振舞えばABNORMAL

グラスに沈め 嫌いな友よ
キャンドルの炎で燃えてしまえ
不確かすぎる明日よ

どうやら消したいのは
ただ他の何もかもみたい
それじゃ いっそあなたの方
消し去ってあげよう

そうそういい子じゃいられないのに
みんなPHONY ACTOR
なんとか自分の役 演じ續けてる
「CLUB UNDERWORLD」
現實のパノラマ
自分を諦めて集う
真夜中のDANCE PARTY


2.惑星キミ

作詞:岡野昭仁
作曲:岡野昭仁
編曲:ak.homma,ポルノグラフィティ

ボクのそばにはずっと地球で言う月のように
迴ってる星がある その名前も'惑星キミ'さ
強烈な重力でボクを引き寄せてゆく
ふわふわと滿ちてゆく感情は無重力

深く深く刻まれたクレ一タ一
そこには二人の記憶があるのさ

惑星 OF THE LOVESICK STAR
キミにとってボクは青く見えているかな?
惑星 OF THE LOVESICK STAR
ずっと變わらない距離で二人は居られる
惑星 OF THE LOVESICK STAR
夜にはいくつもの顏で魅せられていたい
惑星 OF THE LOVESICK STAR
いつもボクを惑わせて

戀が彗星のように通り過ぎてくこともあった
「またいつか會える」なんて
そんなロマンスはいらないんだ
出逢いなんて星の數だけあるなんて言うけど
ボクにとってキミにとってそれは
それはひとつでいいだろ?

すべてが吸い迂まれてしまうブラックホ一ル
そこには二人の異空間がある

惑星 OF THE PREMIER STAR
誰にも邪魔されることはないはずだから
惑星 OF THE PREMIER STAR
もっと大きく黃金色に輝いて
惑星 OF THE PREMIER STAR
息が苦しくなるほどのキスをかわそう
惑星 OF THE PREMIER STAR
ずっとボクを惑わせて

深く深く刻まれたクレ一タ一
そこには二人の記憶があるのさ

惑星 OF THE LOVESICK STAR
キミにとってボクは青く見えているかな?
惑星 OF THE LOVESICK STAR
ずっと變わらない距離で二人は居られる
惑星 OF THE LOVESICK STAR
夜にはいくつもの顏で魅せられていたい
惑星 OF THE LOVESICK STAR
ずっとボクは離れない


3.元素L

作詞:新籐晴一
作曲:ak.homma
編曲:ak.homma,ポルノグラフィティ

見わたす街には他人ばかり
シグナル待つ人にでも おしゃべりを
できれば繫がれるのかもしれない
白い冬 交差點 君もまだ他人

知らない人から特別な人に
季節よ僕たちも變えていって
雨なら傘を 晴れたらランチを
君には每日 親密な日々を

なんとなく賑やかな この街だけど
僕には關係ない音だらけだよ
店頭のエンドレステ一プ クラクション
春の氣配 ロ一ティ一ン 君だけが無口

愛の言葉はねぇ 胸の深くでは
ひどく不安定な元素で
空氣に觸れて君へと屆いて
強い力で反應する

ビルの風が街路樹を搖らして
散りそびれた葉を空にかえした
裸の氣持ちからはじめようか
小さな芽生えを夢見て

愛の言葉はねぇ 優しいくせに
舌先離れるまで なんて苦い
好きな人に好きと言うだけで
なぜこんなにも大變なのだろう


4.Mugen

作詞:新籐晴一
作曲:ak.homma
編曲:ak.homma,ポルノグラフィティ

僕が暗闇を恐れてるのは
いつか そのまま溶けていきそうだから
ほんの小さな燈りでもいいさ
僕は輪郭を取り戾す

冷えた指先を溫めようと
自分の兩手を合わせてみても
僕の悲しみが行き交うだけで
それは祈りの姿に似ていた

Ah 幻想とじゃれ合って 時に傷つくのを
あなたは無馱だと笑いますか?
元より この世こそが夢幻だとしたら
空架ける虹を行こう

僕が'永遠'を好まないのは
今日の次にある明日を求めるから
過ぎた時間を重ねた上に乘って
やっと屆く明日がいい

一人きりで生きられないほどは
弱くもないのは確かだけれど
誰かの瞳の中 映る僕はどうだ
影を抱いてはいないかなぁ?

Ah 現實がじゃれて來て いたずらにため息
小さな燈りを吹き消そうと
僕は驅け出していた 惜しみなく輝く
太陽の光のもとへ

幻想とじゃれ合って 時に傷つくのを
あなたは無馱だと笑いますか?
元より この世こそが夢幻だとしたら
空架ける虹を行こう

むせかえるほど熱を帶びて吹く風は
あなたの髮も搖らしてますか?
限り無くは無限 夢幻が無限
遙かなる想いを吼える


5.デッサン#3

作詞:新籐晴一
作曲:新籐晴一
編曲:ak.homma,ポルノグラフィティ

君の困った顏など
見たくはないから さよならしてあげる
理由を話すかわりの
溜息ほど 尚更辛い

この狹い部屋に
遙か遠い君がいて
悲しみは いつだって
女だけに降りそそぐ

もう いいでしょ
出ていって ドアを閉めて
もう 君なしの私を始めたい
その瞬間から

日々のささいな事にも
いくつもの分かれ道があって
大樹のような迷路で
折れた枝に辿り著いた

行き交う人は
どこかひとつ見つめている
會いたくて 急ぎ足
戀人が待つのでしょう

あぁ 馬鹿みたい いつまでも何を願う?
あぁ 君なしの私を始めたのに
うまくいかないや

もう いいでしょ これ以上 苦しまない
もう 悲しみよ さよなら
おだやかな春の途中


6.ヴィンテ一ジ

作詞:岡野昭仁
作曲:岡野昭仁
編曲:ak.homma,ポルノグラフィティ

そんな些細なコトでうろたえないで欲しい
僕たちはこんなにも脆いものではないはず
確かめ合うコトばかり繰り返していても
成熟しないはずさふたりの關係はこれ以上

僕が求めるコトは難しいものじゃなく
世の中で語られる'戀愛'の類でもない
目の前に立ち塞がるものがあるとすれば
ただふたりで答えを搜し出せればいい

あの赤いワインのような
濃密な時間を重ねて
僕らの愛がヴィンテ一ジになる

Baby It's all right 何も言わなくていいよ
あなたから笑顏消えないように
Yes, I am in your life あなたにとって僕が
大切なままであり續けてゆく

戀にしがみついてる戀などに意味はなく
戀に溺れ流される戀などに價值はない
僕らの步いた跡をしっかりと殘せれば
いつか誇れるものになってゆくと信じている

色褪せたこのギタ一を持って
あなたに愛の歌捧げよう
僕らの愛よヴィンテ一ジになれ

Everything goes right そばに居てあげるよ
鮮やかにあなたを彩る
I say I love you 胸貫くような
強烈な聲で言ってあげられるから

Baby It's all right 何も言わなくていいよ
あなたから笑顏消えないように
Yes, I am in your life あなたにとって僕が
大切なままであり續けてゆく


7.ワ一ルド☆サタデ一グラフティ(★★★)

作詞:新籐晴一
作曲:ak.homma
編曲:ak.homma,ポルノグラフィティ

土曜日なのに雨だね
ここは東京なのにひとりだね
誰も誘ってくれない 休日はスロ一
ソ一ダをシャンペン代わりに
窗邊にたそがれては乾杯
意味もないのにため息
なんて寂しい顏だ
雨が唄うよシャララララ
愛でられてこその花
上海ニハオ LADY
そちら空は晴れてごきげんですか
東京ロンリ LADY
こちらの彼女 まずい今にも枯れそう
NYハロウ LADY
芝生の上かじる辛いホットドック
彼女を殘し地球は迴る

無口なサボテンとじゃ
どうも途切れぎみになる會話
土曜日の夕方には
TVもハッピ一の反對のドラマばかりで
ありがちに
結ばれたあの人は
新宿ナイト STANDBY
今夜もまた不夜城と輝き
下北サウス SIDE
更けゆくほどに月も色づいてく
青山 R-20 愛の詩はそこかしこで生まれる
ねぇ そのまま眠ってしまうのかい?

上海ニハオ LADY
せめて夢の中で遊びましょうか
東京ロンリ LADY
素敵な LADY 誰を想うのだろう
NYハロウ LADY
カ一テンだけが搖れる12時の部屋
GOOD NIGHT BABY 明日はきっといい日さ


新宿ナイト STANDBY
上海ニハオ LADY


8.素晴らしき人生かな?

作詞:岡野昭仁
作曲:Tama
編曲:ak.homma,ポルノグラフィティ

嗚呼 僕の部屋 クズが溜まる
マガジンのマウンテン ボトルのリバ一
これも生きてく為には必要
てことは僕もそんなクズなのか?

空を見上げれば誰が見ても快晴
雲一つないのがまたやけにムカつくぜ もお!

こんなはずじゃない
先月の僕は英氣に滿ちて
溢れんばかりだった
なのにもう ネガティブシンキング

さあ こんな僕も今日でおさらば
クズを集めて身を清めよう
嗚呼 よくもまあ溜め迂んだもんだ
恥ずかしくなるね まあそんな事もある

思った矢先に電話のベルが鳴る
「なんで連絡ないの?」
あの娘からのお叱りだ

「そんな言われても
僕は君の為だけの僕じゃない
誕生日忘れてる? それはねぇ...。
世の中のせいだ...」

そしてあの娘は去り クズも綺麗に
ある意味すっきりだ
よく見りゃまた空も晴れ

素晴らしき人生かな?
山も谷も紆餘曲折も
なけりゃない方がいい
必要以上 強くなってもねぇ?


9.朱いオレンジ

作詞:岡野昭仁
作曲:岡野昭仁
編曲:ak.homma,ポルノグラフィティ

僕を溶かしてよ
蠢いている言葉たちの出口はどこ?
いつの間にか塞がれて
行き場をなくしてしまっている

生きていく中で觸れて來たもの
混じり合うことを重ねて
そしてただ胸の奧で
ゆっくり塊になった

ずっと全て受け入れる事が
僕の弱さ 打ち消すと信じていた…

僕を離してよ
その手を退けて
何故そんなに強く摑む?
前を向きひたすらに
走り出さなきゃいけないのに

腕を拂っても爪は食い迂んだ
強く摑む人はそう…僕だった

そして飽きるくらい
自分と向き合った
あと何回くらい
繰り返せば辿り著けるの?

鋼鐵の鎧を纏っている
僕のこの心を今すぐ
誰か灼熱の抱擁で
愛撫して溶かしてよ

綺麗なもの 歪んだもの
僕にはある ただ曝す事が怖くて
與えるもの 失うものさえも
見えなくなった
ああ僕を返して下さい


10.Go Steady Go!

作詞:新籐晴一
作曲:Tama
編曲:ak.homma,ポルノグラフィティ

Go Steady Go! 世界はいつからこんな
Go Steady Go! 小さくなってしまったんだ?
Go Baby Go! 興奮と未來の間で
Go Steady Go! 今こそ君に會いたい

君はよく 白い羽が欲しいと言う
けど背中に そんなものがあると邪魔だよ

ふたり揃って仰向けに寢轉んで
こぼれる星空眺められないし
後ろから そっと抱きしめられない

Go Steady Go! 世界はいつからこんな
Go Steady Go! 小さくなってしまったんだ?
Go Baby Go! 興奮と未來の間で
Go Steady Go! 今こそ君に會いたい

君はまだ 名前よりも確かに
自分の事 示す言葉 探しているの?

「臆病」だとか「無鐵砲」だとか
「強い」や「弱い」や「でも頑張る」とか
ほんとたくさんを 混ぜ合わせなきゃね

Go Steady Go! 彼方ばかり見てるから
Go Steady Go! 膝を擦りむいたりして
Go Baby Go! 氣にもならないのは
Go Steady Go! 君と走るからかなぁ

Go Steady Go! 世界はいつからこんな
Go Steady Go! 小さくなってしまったんだ?
Go Baby Go! 興奮と未來の間で
Go Steady Go! 今こそ君に會いたい

Rock this world, My heart home!
Oh Yeah, Oh yeah!
Rock this world, My heart home!
Oh Yeah, Oh yeah!
Rock this world, My heart home!
Oh Yeah, Oh yeah!
Rock this world, Oh Yeah, Oh yeah!


11.カルマの阪

作詞:新籐晴一
作曲:ak.homma
編曲:ak.homma,ポルノグラフィティ

ある時代ある場所、亂れた世の片隅
少年は生きるため、盜みを覺えていった。
醜く太った大人達などには
決して追いつけはしない風のように
今、空腹を滿たすのがすべて
清らかな、その心は
穢れもせず罪を重ねる。
天國も地獄さえも、
ここよりマシなら喜んで行こう。
「人は皆平等などと、
どこのペテン師のセリフだか知らないけど」

パンを抱いて逃げる途中、
すれ違う行列の中の
美しい少女に目を奪われ立ちつくす。
遠い町から賣られてきたのだろう。
うつむいているその瞳には淚が。
金持ちの家を見とどけたあと
清らかな、その身體に
穢れた手が觸れているのか。
少年に力はなく、
少女には思想を與えられず。
「神樣がいるとしたら、
なぜ僕らだけ愛してくれないのか」

夕暮れを待って劍を盜んだ。
重たい劍を引きずる姿は、
風と呼ぶには悲しすぎよう
カルマの阪を登る。

怒りと憎しみの切っ先をはらい、
血で濡らし辿り著いた少女はもう、
こわされた魂で微笑んだ。
泣くことも忘れてた。
空腹を思い出してた。
痛みなら少年も
ありのままを確かに感じてる
--お話は、ここで終わり。
ある時代のある場所の物語--


清らかな、その身體に
清らかな、その心は
泣くことも忘れてた。


12.渦(Helix Track)

作詞:新籐晴一
作曲:Tama
編曲:ak.homma,ポルノグラフィティ

凍えたよ 空の下
裸のまま追い出して
聞いててよ 頭ん中
軋んだガラクタの音

待っててよ 暮れるまで
ひとりきりにしないで
洗ってよ からだじゅう
息止めとくからさぁ

溢れそうな水が排水溝へ
小さな渦をつくって流れていく
ぶつかって迴りながら消えてゆくの
覗き迂めばそのまま
引きずりこまれていく

あなたを想うあまり
夜ごと僕を誘う甘い剎那
人は儚いものに
なぜかこんな惹かれ續けてしまう

話してよ 深い底
エンディングは眠りで
觸っててよ その下を
後ろから裡側から

どこか繫がるはずの排水溝を
長い髮が絡んで塞いでいく
そして行く先を無くしたのが
ここにあるたったひとつ
まぎれもない真實

合わせた指先から
かすか僕に屆く甘い鼓動
塞いだ唇から
不意にこぼれ落ちる甘い吐息

あなたを憎むほどに
搖れて亂れ叫ぶ僕がいる
人は儚いものに
なぜかこんな惹かれ續けてしまう


13.くちびるにうた

作詞:新籐晴一
作曲:新籐晴一
編曲:ak.homma,ポルノグラフィティ

薄い冰が はりつめた闇を
爪先で步くから 凍えて 眠れないよ

閉じた傷あと 淡い桃色は
悲しいほど綺麗
いつかは消えるのかなぁ

星の降る夜空など とうに絕滅した
僕らはせめて願いをかけて

くちびるにうたを燈そう
優しいうた 愛のうた
世界中のメロディで
心を抱いてあげましょう
やわらかな言の葉の
花束をそっと添えて

くちびるのうたを繫ごう
キスの樣に
戀の樣に ララ吐息のブレス
ひとときだけの流星
覺えてはいられない
夢の中のハ一モニ一

街のどこかで 貓がささやく
まだ見ぬ明日について
ヒソヒソ うわさ話
長い夜が明ける